オリックス・田嶋 5回2失点粘投で今季8勝目も反省「最低限の仕事しかできなくて悔しい」

[ 2021年10月19日 22:22 ]

パ・リーグ   オリックス6ー3楽天 ( 2021年10月19日    京セラD )

<オ・楽23>先発登板する田嶋(撮影・後藤 正志)
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 オリックスは1―2の5回に紅林、若月の連打で逆転し、6―3で楽天に勝利。投げては先発の田嶋が5回96球を投げて、6安打2失点の粘り強い投球で今季8勝目。2位のロッテが敗れたため再び首位へ浮上した。

 田嶋は「プレッシャーがかかる中でどうやって100%の力で投げていこうかなと思っていました。でも慎重になりすぎたと思います。序盤からリズムが作れず野手の皆さんに助けてもらいました。その中で下手なピッチングはできないと思って、途中からもう一段ギアをあげて投げました」と自身の投球を振り返り、「最小失点で抑えられたのが良かったんですけど、最低限の仕事しかできなくて自分にとっては悔しいんですけど、チームが勝って良かったです」と反省のコメントも残した。「自分に勝ちが付いてチームも勝つことができました。(今日の投球を)次に活かせるんじゃないかと思います。次は僕がしっかり投げたいと思います」と今後の登板へ前を向いた。

 今季の投球について聞かれると「自分としては勝ち星も重ねられて、規定投球数にも乗れました。多くのファンの方々の声援もあってだと思いますし、野手の皆さんにも助けていただいて中継ぎ陣の皆さんにも抑えてもらったのでみんなに勝たせてもらった8勝です」今季の8勝は仲間やファンのおかげだと感謝した。

 最後に「拍手に背中を押されてもっと頑張ろうと力が湧いて、このような結果で終われたと思います。本当にありがとうございました」とファンへメッセージを送った。

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2021年10月19日のニュース