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M4ヤクルト、奥川でV王手だ 19日から阪神と直接対決2連戦、「甲子園の申し子」が初戦先発

[ 2021年10月19日 05:30 ]

神宮コブシ球場での投手練習を終え、クラブハウスに戻る奥川
Photo By スポニチ

 次世代エースが6年ぶりのリーグ優勝に王手をかける。優勝マジック4のヤクルトは奥川恭伸投手(20)が、19日の2位・阪神戦(甲子園)に先発。勝てばマジック2となり、15年以来の優勝に王手となる一戦での好投を誓った。阪神戦は今季5試合で2勝1敗、防御率1.99の好相性。プロ2年目で初の2桁10勝目も懸かるマウンドで、力を発揮する。

 奥川に気負いはなかった。「いつも通り、少ない点数で抑えたいです」。普段と同じ。短い一言に勝利への思いを込めた。

 大一番で登板が巡ってくるのも、大物たるゆえんか。前回8日の阪神戦(神宮)では6回2/3を4安打1失点と好投。チームに優勝マジック11を点灯させた。今回は敵地で同じく2位・阪神相手の2連戦の1戦目。勝てば優勝への王手をかける一戦になる。

 「特に(相手を)意識せず、思い切って投げたいと思います」

 8日は7回2死一、三塁で四球を与え連続無四球イニングが53回2/3で途切れ、ここで降板した。チーム、自身にも白星はついたが悔しさが残った。高校時代に躍動した甲子園に限れば、2戦で1勝0敗、防御率0・64とさらに圧倒的な数字だけに、阪神打線を納得する内容で抑えるつもりだ。

 自身4連勝中で、現在9勝。2桁勝利も目前に迫る。かねて「意識はない」と語った右腕は「とにかくチームが勝てるような投球ができたらと思います」と変わらず平常心。10勝到達なら新人王も視界に入るが、こちらも「(心境は)変わりません」とあくまで自然体だ。この日は神宮外苑で行われた先発投手練習に参加。小川や高梨らとともに、キャッチボールや短距離ダッシュで汗を流した。

 この日、チームは決戦に向けて大阪入り。人身事故の影響で東海道新幹線が遅延するアクシデント。急きょ、新幹線から飛行機に交通手段を変更する関係者もいた。だが、優勝へのカウントダウンは止めない。奥川の右腕でリーグ制覇の王手をかける。(川手 達矢)

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