松坂魂の5球からバトン受けた十亀も光成も“松坂登場曲”でマウンドに ファン涙「憎い演出」

[ 2021年10月19日 19:08 ]

パ・リーグ   西武―日本ハム ( 2021年10月19日    メットライフD )

プロ野球人生最後のマウンドに上がる松坂(撮影・白鳥 佳樹)
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 今季限りで現役を引退する西武の松坂大輔投手(41)が19日の日本ハム戦(メットライフドーム)に先発登板。日米通算377試合目の引退登板で、横浜高の後輩でもある日本ハム・近藤健介外野手(28)と対戦した。

 プロ野球人生最後のマウンドに向かい、投球練習をしている時に球場に響き渡った登場曲は「real world」だった。以前からEXILE・ATSUSHIと交流のあった松坂。「real world」の「結果出さなけりゃ、何もかもが全て終わる」という歌詞に共感し、07年メジャーリーグ優勝決定シリーズ第7戦に自身の登場曲として同曲を使用した過去もあり、PV出演もした思い入れの強い曲を現役最後の登場曲に選んだ。

 気持ちを込めた現役最後の5球を投げ終え、マウンドに集まった野手一人一人と握手。その後、日本ハムベンチに駆け寄り「ありがとうございました」と一礼。万雷の拍手を受けながら笑顔でマウンドを後にした。

 松坂最後の登板の余韻を残した西武2番手のマウンドには十亀が上がった。登場曲は松坂が中日時代に使用していた、これも同じくATSUSHIが作った「RED SOUL BLUE DRAGON」。初回を無失点で抑えると、2回にマウンドに上がった高橋光成の登場曲は松坂が昨年使用したONE OK ROCKの「キミシダイ列車」。松坂の歴代登場曲の“豪華リレー”に、ネット上では「憎い演出」「わー、豪華すぎる!」「ありがとう」「最高に泣く ほんとに泣く泣く」など涙マークを添えてファンが感動していた。

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