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阪神・スアレス 2年連続セーブ王確定 セ外国人最多42S「まだ試合ある。全部セーブするつもりで」

[ 2021年10月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2ー1広島 ( 2021年10月18日    甲子園 )

<神・広>勝利のタッチをかわすスアレスら阪神ナイン(撮影・大森 寛明)
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 最後の攻撃にかけたい相手チームに、絶望を与える男だ。阪神・スアレスが2―1の9回に登板。小園を三ゴロ、西川を見逃し三振、そして鈴木誠を三ゴロ。最速163キロでまったく隙を見せず、2番からの上位打線を簡単に3人で片付けた。42セーブ目を挙げ、残り6試合で35セーブの広島・栗林に引導を渡し、球団では14、15年の呉昇桓(オスンファン)以来、2人目の2年連続のセーブ王が確定した。

 「こういう機会を与えていただいてチームに感謝しています。うれしく思いますし、しっかりと集中した状態で、全力で初球からいけました。それがチームの勝利に結びついて良かったです」

 15年の呉昇桓らの41セーブを上回り、セ・リーグ外国人最多を更新。残り6試合で、07年藤川球児が記録した球団最多46セーブ超えも夢ではなくなった。同時に逆転優勝に欠かせないことでもあり、誰からも応援されている。

 「まだ試合はある。全部でセーブをするつもりでこれからも戦いたい。一試合一試合のセーブ機会をものにして頑張りたい」

 偉大な数字がもう一つある。今季は60試合に登板して、60回1/3をいまだ被本塁打ゼロだ。近いところでは19年にジョンソンが51試合目で初被弾したが、はるかに上回る安定感。1点差を逃げ切った矢野監督からも「もうスアちゃんがいてくれるからこそなんでね。しっかり締めてくれました」と信頼は厚い。防御率1・19。野球は8回までのスポーツなのか? 阪神がリードしていれば、9回にドラマは……、いや、何も起こらない。(畑野 理之)

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