引退の阪神・中田が最後のタテジマ姿 甲子園にあいさつに訪れナインから花束

[ 2021年10月19日 14:16 ]

<神・ヤ24> 引退する中田はナインから花束を受け取る(撮影・大森 寛明)
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 今季限りで現役を引退する阪神の中田賢一投手(39)が19日、甲子園球場に別れのあいさつに訪れた。全体練習前にユニホーム姿でグラウンドに現れ、中堅付近に集合した選手、スタッフの前で最後のメッセージ。温かい拍手を送られ、スアレスから花束、青柳、高橋からはナインの寄せ書きを贈られた。

 「なかなか1軍の方でみんなと一緒に野球ができなかったのが心残り。まあ、それを言っても仕方がないので、2年間全力で野球をさせていただいたことの感謝の気持ちと、まだシーズンが続いていますので、全力で応援しますということ。僕自身が大きなケガをせずにやってきたので、ケアを含めて体を大事にやって下さいという話をしました」

 中日、ソフトバンクで通算100勝。昨季加入した阪神では未勝利に終わったものの、人間性や練習に取り組む姿勢で若虎のお手本のような存在だった。今後は未定ながら、指導者を含めた「第2の野球人生」を歩む心づもりだ。

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