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西武・松坂 19日引退試合 499日ぶり登板も悲壮「正直、ストライクが入るかどうか」打者1人のみ対戦

[ 2021年10月19日 05:30 ]

1軍に合流し、投球練習する松坂(撮影・白鳥 佳樹)
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 19日の日本ハム戦(メットライフドーム)で引退試合に臨む西武・松坂が、1軍合流。上着は背番号18のユニホームではなく、チームウエア姿で最終調整を行った。

 「今日久しぶりに(下の)ユニホームを着て練習をして、改めてここがホームなんだと実感しました」

 練習の合間にはともに投手王国を築いた西口、豊田両投手コーチらと談笑。一方で球団を通して発表したコメントでは、笑顔の裏に隠していた悲壮な思いを明かした。

 「明日(19日)はできるだけ多くの方に、今の自分の現状を知ってもらえたらと思います。対戦するバッターが誰になるのか分かりませんが、申し訳なく思っております。正直、ストライクが入るかどうか分かりませんが、一球で仕留めてもらえたらと思います」

 コメント発表後、対戦相手が横浜の後輩・近藤に決まり、辻監督は打者1人のみの登板と明かした。この日、最大50メートルまで延ばしたキャッチボールでは、時折ワンバウンドに。平地でブルペン捕手を座らせた投球も、引退を決断させた右手のしびれの影響か、制球が乱れる場面もあった。試合登板も、本拠での登板も昨年6月7日の練習試合・中日戦以来499日ぶりとなる。

 中日時代の18年。「ボロボロになってもやります」と宣言していた。満身創痍(そうい)の「平成の怪物」。最後のマウンドで野球選手としての生きざまを見せる。(花里 雄太)

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