目黒蓮 「silent」撮影を回想「毎日いっぱいいっぱい」も「また一つ人生の経験を増やせた」

[ 2023年5月10日 18:13 ]

<橋田賞授賞式>橋田賞新人賞を受賞、スピーチをしてから手を振る目黒蓮(撮影・篠原岳夫)
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 「Snow Man」目黒蓮(26)が10日、都内で行われた「第31回橋田賞」の授賞式に出席した。

 橋田賞は、脚本家の故・橋田寿賀子さんが理事を務めた橋田文化財団が、優れたテレビ番組や放送関係者を顕彰するため1993年に創設された年間表彰。橋田賞新人賞を受賞した目黒は、昨年放送されたフジテレビ系ドラマ「silent」で、「若年発症型両側性感音難聴」を患う青年・想を熱演した。音のない世界で、かつての恋人・紬(川口春奈)と再会することから再び動き出す物語で、切なくも温かい恋模様は大きな反響を呼んだ。またNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」での好演も話題となり、俳優としての存在感を印象づけた1年だった。

 濃紺のスーツに身を包んだ目黒は、「『silent』は、皆さんの心を動かすことができた作品だったなと思います。僕自身も心を動かされたうちの1人で、あの世界の中で佐倉想という役を演じることができて光栄だったなと思います」と振り返った。「手話という言語を使った役だったのですが、せりふを覚えるだけではなくて、自分の手話、相手の手話を全部覚えたり、毎日いっぱいいっぱいだった」と、撮影の苦労話を回想。それでも「そうやって作った作品で、感動したとか影響されたとか(感想をもらい)、この賞をいただけて、頑張ってきてよかったなと思います。また一つ人生の経験を増やすことができてうれしいです」と感謝した。

 授賞式はYouTubeでも生中継された。司会のTBS安住紳一郎アナウンサーから、視聴者へのメッセージを求められると、「最後まで見てね!」とおちゃめに呼びかけた。

 「silent」からは目黒のほか、脚本家の生方美久さんも橋田賞新人賞を受賞。作品も橋田賞を受賞しており、トリプル受賞となった。

 大賞は該当なしだった。受賞作、受賞者は以下の通り(敬称略)。

 ▽橋田賞 「silent」(フジテレビ)、「プレバト!!」(毎日放送)、小池栄子、長澤まさみ

 ▽橋田賞新人賞 目黒蓮、伊藤沙莉、生方美久(脚本家)

 ▽橋田賞特別賞 草笛光子、加山雄三

 ▽野村昭子賞 いまむらいづみ

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