星野源 くも膜下出血を発症する前は「寝ないで仕事して…しんどいなあと」「これってダメなんだって」

[ 2023年5月10日 16:30 ]

星野源
Photo By スポニチ

 歌手の星野源(42)が9日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。現在の体調とかつての自身について語った。

 星野は冒頭「いやーきょうはね。やばい、やばいね。ここ数日、まあ1週間ですかね、一言で言うならですね、免疫力激下がりウイークだったんですよ」と切り出した。

 曲作りや制作などで忙しくしている中、先日行われた車の中でのロケでは冷房で「それで体がキンキンに冷えてしまいまして」と星野。「これちょっとやばいなーなんて思って。ちゃんとお風呂入んなきゃと思ってお風呂入って、いやまだ体の調子が悪いななんて思ってたら、次の日ですね、ジムあったんですよ」と説明した。

 「多分今は人生で一番筋肉あるんですよ」とジムは行ける時は週2のペースで通っているという。「しんどいけど」としながらも「ジム行ったら元気になるかな」とジムで筋トレをしていると、「久々に自分の心と体を切り離した方が楽だなあと思った瞬間があって。多分それあんま良くないんですよ」と語った。

 星野は12年に発症したくも膜下出血で2度の手術を経験しているが、「で、僕が一回倒れた時に、昔ね、くも膜下で。1年ぐらいそれ(心と体を切り離した状態)やってたんですよ。なんて言うの、その時は売れたるでーみたいな時だったから、追い込むぜーみたいな。今やらないでいつやるの、みたいな。今でしょ、みたいな。今頑張らなきゃ、もうチャンスなんだから、みたいなタイミングだったんで、寝ないでやってたんですよ。いろんなこと」と回顧した。

 「で、体しんどいんだけど、体のことを考えてるとやれないから。心がブレーキかけるじゃない、ちょっと休めと。そこの接続を俺は切ることができるんですよ。皆さんは絶対にマネしないでください」とし、「寝ないで仕事して、曲作ったりとかエッセー書いたりとかいろんなことやっていく中で、ちょっとしんどいなあと思ったけど、いやいや、関係ないからってプチンと切るんです。そうすると元気に動くじゃん。で、それを1年ぐらいやってたら倒れたんで。当たり前にね。“ああ、そうかこれってダメなんだ”ってその時思ったの」と振り返った。

 「実際やっている時は、ダメっていうよりはなんて言えばいいの?アドレナリンが出てるんで、よーし頑張るぞー、みたいな感じでやってるわけですよ」と星野。「それでも倒れてから、もうこういうことはやっちゃいけないんだな。ちゃんと体をいたわろうと思って生活しているんですけど、いたわろうと思えば思うほど、なんて言えばいいの?今これやりたいんだけど、ちょっと体いたわった方がいいかしらって我慢しちゃったりするんだけど、気持ちはやりたいから、それはそれでストレスみたいな。痛しかゆしみたいなことがありまして」と続けた。

 そんな経験があったものの、ジムでは「でも運動だし、寝てなくて無理してるっていうよりかは、ただこの筋トレがしんどいだけだろうと思って、久々に接続切ってみるかと思って。“おらーっ”ってやったの」と自身を追い込んだという。すると、「家帰ったら、そっからもう寝込んでしまいまして。急性腸炎みたいな感じになっちゃって」「体調おかしくなったんだと思うんですよ」との状態になったとした。

 「で、それからね、できるだけ休んではいるのだが、ちょっと曲作んなきゃいけないんですよ。金曜までに曲作んないといけないんですよ。だからね、昨日寝ないでやんないと時間ないわってやってさ。で、それでも仕事とかあったり、用事もあるからきょうあんまり寝れてなくって、ここ来る前にちょっとだけ時間あったから、家でちょっと寝て。1時間半ぐらい寝て、もうろうとしながら来て」とし、現在は「僕のね、星野源のラジオにこうたまにある、元気ないから誰か元気づけてくれウイークみたいなことになってるわけですよ。プラス免疫力激下がりウイークでもあるんで、ある意味スペシャルウイークなんですよ僕、きょう」と語った。

 「あんま寝てない中&ちょっと寝て完全に寝ぼけてるみたいな半分そういう状態で有楽町に来て、だんだん明瞭になってきてるんですけど意識が」。それでもリスナーのメールなどで「元気もらいましたね」「既に有楽町に入った時よりがぜん元気なんですけど」と切り替えていた。

 

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月10日のニュース