「らんまん」万太郎 タキさん譲りの啖呵!ネット驚き&喝采「惚れてまう」倉木・大東駿介に「返しや!」

[ 2023年5月10日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第28話。倉木(大東駿介)から標本を取り返した万太郎(神木隆之介・右)(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の神木隆之介(29)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は10日、第28話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第28話は、たどり着いた長屋の軒先、植物標本を燃やそうとしていた倉木(大東駿介)がギリギリ止めた万太郎(神木隆之介)。金を払うから標本を返してほしいと交渉していると、倉木の妻・えい(成海璃子)が現れ、夫を叱責。その後、福治(池田鉄洋)ら長屋の住人たちの誘いにより夕食をご馳走になった万太郎と竹雄(志尊淳)。万太郎は長屋に空き部屋があると聞き…という展開。

 倉木は標本を買い取れと30円を要求。万太郎は「分かった。分かった。100(円)払おう。ただし、標本は完全なもんじゃないといかん。紙はええけんど、植物がちっとでも傷ついたら、わしは払わん。気つけて扱いや。その標本は千金の値打ちがある。けんど今、その値打ちを知っちゅうがは、この世にただ一人、わしだけじゃ。わしはこれから世に出ていって、自分で値打ちを明かさんといかん。残念ながら今は、その標本に金を出すがは、わしだけじゃ。今すぐ金に替えたいがやったら、大人しゅう返せ」と諭した。

 倉木「金をよこせ」

 万太郎「標本が先じゃ。1枚残らず、揃っちゅうか確認する」

 倉木「金が先だ」

 万太郎「標本が先じゃ。(倉木が標本を燃やそうとし)見くびりな!今さら渋ると思うか。おまんが、おまんが燃やそうとしゅうがは、わしの命そのものじゃ。出すというたら出す。けんど、1枚でも損のうたら、わしは出さん、返しや!」

 あまりの迫力に、倉木も観念。万太郎は標本を確認。竹雄は倉木が盗んだと追及し、もみ合いになる。

 そこへ、えいが現れ、質屋で万太郎たちに会ったと白状。ちょうど熱を出したえいの息子・健作(渋谷そらじ)を万太郎が介抱した。

 SNS上には「万太郎の本気、そして竹雄の本気」「(警察に凄んだ)タキばあちゃん譲りの啖呵」「凄い交渉術。あの万太郎がこんな凄みのある声出すなんて」「ここまで厳しい形相を見せるの、初めてでは」「これからの生き様が見えるような啖呵の凄み。万太郎のこんな姿が見られるなんて」「土佐弁で凄んだら龍馬さんを彷彿とさせる」「植物に関わると男前スイッチが入って出力全開になる万太郎。こんなん惚れてまうやん」などの声が続出。反響を呼んだ。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月10日のニュース