ジャガー横田夫・木下博勝氏、コロナ「5類」移行で「どう変わるのか」医師の立場で分析「心配なのは…」

[ 2023年5月10日 10:34 ]

木下博勝医師
Photo By スポニチ

 女子プロレスラーでタレント・ジャガー横田(61)の夫で医師・木下博勝氏(55)が、10日までに更新された「ジャガー横田ファミリー」YouTubeチャンネルに出演。新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けが「5類」に移行したことについて、医師の目線から分析した。

 「5類」に移行したことで、感染対策は個人や事業者の判断に委ねられる。飲食店では飛沫対策のアクリル板を撤去する動きや、マスク着用をやめた宿泊施設もあった。飲食、観光業界を中心に経済活性化が期待される一方、人手不足対策やマスク着脱判断を巡る課題も浮き彫りに。医療・高齢者施設では、なお慎重な対策が不可欠だ。

 木下氏は「【コロナ5類移行】世界がどう変わるのか徹底解説!」と題する動画の中で、今月8日にコロナの位置づけが「2類」から「5類」に移行したことで「今後の混乱が心配」と吐露。「5類」移行直前のゴールデンウイークでも、自身が勤務する「ジャガークリニック」には「毎日50人以上の方が発熱外来にいらして…凄い人数ですね。毎日、満身創痍で頑張っていました」と漏らした。

 驚きだったのが、この時期にあまり見られないというインフルエンザ感染者が一定数いたこと。「今まで単に検査してなかっただけなんですかね?この時期まで、毎日インフルエンザ陽性の方がいるなんて」と驚いた様子。ゴールデンウイークが明けた後について「来週一気に来るんじゃないかと、現場は戦々恐々としております」とつぶやいた。

 「5類」に移行したことで「自宅待機期間が“翌日から5日間待機するのが望ましい”と変わり、強制ではない」「濃厚接触者という定義がなくなる」と解説。この中で、木下氏は「心配なのは、重傷者の入院」と指摘し「これまでは各病院、強制的にベットが埋まるまで受け入れなければいけなかったんですけど…今後、混乱が心配」としつつ「日本の医療現場は優秀なので、なんとかなるんじゃないかなと期待しております」と期待を口にした。

 「ジャガークリニック」では、通常のクリニックよりもお金をかけてコールセンターを依頼し、予約を取りやすくしているというが「それでも“電話がつながらない”と怒られる」という。そのため、5月以降も「しばらくは自腹で、なるべく患者さんが混乱しないように発熱外来を受け付けます」と体制は変えずに運営すると呼びかけた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月10日のニュース