古舘伊知郎 ノッポさん追悼し死後半年以上伏せたのは「ファンタジー世界に行く猶予期間かな」

[ 2023年5月10日 15:48 ]

古舘伊知郎アナウンサー
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 フリーアナウンサー・古舘伊知郎(68)が10日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に出演。昨年9月に心不全のため死去した、NHK教育番組「できるかな」の「ノッポさん」として知られる俳優で作家の高見のっぽ(たかみ・のっぽ)さん(享年88)を追悼した。

 高見さんが生前常々「死後半年以上伏せてほしい」と話していたため、今月10日の誕生日に合わせて亡くなったことを公表したことが番組で紹介されると「素晴らしいなって改めて思うのは、ずっと喋らないというこだわり、半年間は公表しないでくれというこだわりとか、皆、人間って生きる上でこだわりを持つんだけど、それを貫徹するというかね、ずっと貫き通す事って諸般の事情で難しいじゃないですか。ノッポさんはその考え方を貫かれて風のように旅立って行かれた。どういう亡くなり方かは生きる様を表しているんですね」と称えた。

 そして、半年間公表しないで欲しいという故人の希望について「(トレードマークの)チューリップハット含めて、自分の作り上げたイメージがあったので、ファンタジー世界に行く猶予期間かなと僕は勝手に思ってます」とし「あまり生々しい感じの生きる、亡くなるってことを流行言葉でバッファと言いますけど、緩衝地帯を設けたのかなって思います」と推察し、偲んだ。

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