女性社長“若い女性は正社員として雇用しない”ツイートのきっかけは実体験から「急に当日欠勤されると…」

瀬戸麻希氏のツイッターより（＠ensemble43530）

　2つの会社を経営する弁理士・瀬戸麻希氏が10日放送のABEMA「Abema　Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）にゲスト出演。波紋を広げている「若い女性は正社員として雇用してません」ツイートの真意を説明した。

　事の発端は、瀬戸氏が5日に投稿したツイート。「批判覚悟ですが、私は、寿退社や産休や育休をされると困るので、若い女性は正社員として雇用してません　本音は雇ってあげたいし心苦しいのだけど、うちのような弱小企業では雇う余力がありません　こういうところに政府の助成金を出してほしいと思う」と私見をつづり、さまざまな意見が寄せられていた。

　この投稿に至った理由について、瀬戸氏は「私は13日から新しい飲食業を始めるんですよ。それで正社員の募集をかけてたんですけど、過去に子育て世代のお母さんを雇ったときに、育休とか産休を取ってたのを思い出したんですね」といい、また「こっちが“採用しない”って言ったら、向こうも履歴書を送らなくていいじゃないですか」と説明した。

　MCの平石直之アナが「かつては20代～30代の女性も採用されたことがあるそうですが、どういうことが起こったのでしょうか?」と問いかけると、瀬戸氏は「小さい子供がいる方を採用してみたんですけど。子供がけがとか病気で、よく休むんですね。急にその人が当日欠勤されると、ほかのスタッフが出ないといけなくて。代わりのスタッフがいればいいんですけど、それもいない状況で。そうなると、全員に仕事の負担が増えちゃうんですよね」と、自身の経験を交えて語っていた。