サンド伊達に衝撃過去 無名時代に相方を連れ、面識ない憧れの選手をアポなし訪問

[ 2023年2月10日 17:16 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお
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 元プロ野球選手で解説者の八重樫幸雄さん(71)が9日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。番組で“ホスト役”を務めるお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(48)が、八重樫さんとの知られざる“秘話”を明かしてほっこりさせた。

 「サンドウィッチマン」の伊達と富澤たけし(48)、「ナイツ」の塙宣之(44)と土屋伸之(44)が“ホスト役”を務める同番組。この日は、投手とほぼ正対するほどの極端なオープンスタンスと“神主打法”で知られ、タレントの中居正広(50)が得意とするモノマネや、ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が忙しくなると「いそがしやえがし」と頻繁にブログでつづるなど現在も語り継がれる“伝説”八重樫さんがゲストとして招かれた。

 仙台商から1969年ドラフト1位でヤクルト入りした元捕手で、引退後に長年務めたコーチ、スカウト時代も含めてヤクルト一筋に過ごした八重樫さん。ともに仙台商ラグビー部出身の「サンドウィッチマン」にとっては母校の23学年上の大先輩にあたる。それだけに登場から大興奮が収まらない伊達。「僕らが上京してきて、神宮球場にね、あそこに八重樫さんいるんだ…って」と無名時代の昔話をし始めた。

 「当時コーチを八重樫さん、されていて。富澤と二人でヤクルトの球団事務所に。もう、なんのアポもないですよ。(サンドが)全く世に出る前。オレ、勝手に仙台商業(野球部)のユニホームをつくって、スポーツ用品店で。野球部(OB)でもなんでもないのに。帽子も。勝手に“こんな感じだったよな”っていうのをつくってヤクルトの球団事務所にピンポンって。アポなしで」

 あまりに唐突な話の展開に、あ然とする「ナイツ」だったが、「そしたら出てきてくださって」と伊達。無名時代のサンドが、面識もない故郷の大スター、八重樫さんをアポなしで訪ねたにも関わらず、対応してもらったのだという。「なんだ、お前らは」(八重樫さん)「僕ら仙台商業OBで。今、お笑いやってます。サンドウィッチマンと申します」(伊達)「おお、頑張ってんのか?」(八重樫さん)と当時の会話を再現しながら振り返る伊達の姿に、うれしそうな八重樫さん。「ユニホーム、これ、仙商のつくったんですけど」(伊達)「こんなんじゃなかったけどなぁ」(八重樫さん)とさらに会話は続き、最終的には帽子に快くサインをしてもらったという。

 「かなり…痛いファンですよね」と土屋が困惑気味にツッコミを入れると「いや、メチャクチャ痛いファンだと思います」と伊達。八重樫さんは「そんなに細かくは覚えていない」としながらもうれしそうな笑みを浮かべた。その後、「サンドウィッチマン」はM―1チャンピオンとなり、お茶の間の人気者に。現在は電話番号、メールアドレスも交換。先日は携帯電話をいじっていた八重樫さんが誤って伊達に電話をかけてしまい、慌ててメールで謝罪したことが明かされるなど、ほのぼのトークが続いていた。

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