小室淑恵氏 移住者への提言“都会風やめて”に「7条目がすごく大事、豪雪地帯…そこから書いていたら」

[ 2023年2月10日 12:46 ]

フジテレビ社屋
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 働き方改革のコンサルティング企業「ワーク・ライフバランス」社長で、内閣府「子ども・子育て会議委員」を務める小室淑恵氏が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。福井県池田町の広報誌で、移住者への提言として示された「池田暮らしの七か条」に、「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然」といった表現があり、物議をかもしている。

 この表現に、移住者らから「広報誌の表現として不適切だ」と批判が上がっている。町は「意図が分かるようにするべきだった」としつつ、修正予定はないとしている。町によると人口は約2300人で、例年約20人が県内外から移住している。町は、住民から「移住者が共同作業に賛同しない」などと相談を受け、33地区の区長会と協議。区長会は七か条を作り、1月中旬発行の広報誌に掲載された。町のホームページでも公開している。7か条は「町の風土や人々に好感を持って移り住んでくれる方々のための心得」と説明。地域行事や支え合いの習慣が多く「濃い人間関係を積極的に楽しむ姿勢を持ってください」と理解を求める一方で「今までの自己価値観を押し付けないこと」などと記した。

 小室氏は「確かに都会風吹かすな、品定めとかって言われると、そんな言い方しなくてもっていうのがパッと読んだ時に私も第一印象であったんですけれど、これ7条目のところがすごく大事で、池田町は豪雪地帯なんですよと、だから雪の時に助け合わないと私たちは生き抜いていけないから、それでできた慣習なんですって7条目に書いてあって、私、そこがすごく大事だったのかなって思っていて、どうしてこういうおせっかいをし合うのが仕方がないんですよって慣習があるのかというのは、助け合うためなんだって、ちょっとそっち側から書いていただいたら全然違ったのかなと思います」と自身の考えを述べた。

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2023年2月10日のニュース