濱田岳　「カムカム」算太のダンスシーン　元々は「できない」も「たくさん練習して」「楽しい経験」

濱田岳

　俳優の濱田岳（34）が10日、NHK「あさイチ」（月～金曜前8・15）に生出演。昨年4月まで放送された同局連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で披露したダンスについて語った。

　濱田は同作で、ヒロイン・橘安子の兄である算太を演じ話題となった。13歳から70代までを演じたと紹介されると、「とんでもないむちゃぶりをしてきたなと思いましたね。初めてでした」と苦笑した。

　視聴者から寄せられた感想には、算太のダンスシーンが印象的だったとの指摘があり、算太が亡くなる前に商店街で踊り、最後に空を見上げながら流した一筋の涙が忘れられないといったものもあった。

　MCの「博多華丸・大吉」博多大吉が、「あと、うかがったところ、ひょうひょうとダンスされてましたけど、元々ダンスは…」と話を振ると、濱田は「できないです。なんかこう、ダンスで感情を表現するとか。初めてでしたねえ」と明かした。

　大吉が「普通こういうのってダンスできる人が選ばれたりするんじゃ」と続けると、濱田は「だからスタッフさん何考えてんのか良く分かんないですよね。絶望的にリズム感がなかったらどうするつもりだったんだろうというか」と心配。大吉が「だからできそうな雰囲気が」とフォローすると、濱田は「たくさん練習して。振付師の先生と」と振り返った。

　MCの同局・鈴木奈穂子アナウンサーは同作のスタッフは、濱田ならダンスもできるだろうと事前に確認をしていなかったと紹介、濱田は「いや大変でしたね」と苦笑い。「でも本当に先生が素敵な方で。算太さんに寄り添ってダンスを考えて教えてくださる方なので、ダンスにチャレンジというよりは、演技の延長として臨ませていただいたので、そういう意味では凄く楽しい経験でしたね」としみじみと語った。