芸能界で拡大止まらぬ“オミクロン禍” 公演中止、ドタバタ代役、収録ストックなし、主演俳優感染…

[ 2022年1月20日 21:15 ]

上段左から春風亭昇太、西野七瀬、柏木由紀。中段左から細田佳央太、「GLAY」のTAKURO、「オズワルド」の畠中悠。下段左からベッキー、「オードリー」春日俊彰、「ナイツ」塙宣之
Photo By スポニチ

 新変異株「オミクロン株」が猛威を振るい、国内で新たに報告された新型コロナウイルスの感染者が4.6万人を超えた20日、芸能界からも感染者の発表が相次いだ。ロックバンドGLAYのTAKURO(50)、ロックバンド「flumpool」の山村隆太(36)、阪井一生(36)、小倉誠司(37)、主演ドラマが15日に始まったばかりの細田佳央太(かなた、20)、元AKB48でタレントの平嶋夏海(29)、ジャニーズ事務所の人気グループ「Snow Man」のラウール(18)、向井康二(27)、宮舘涼太(28)の3人、お笑いコンビ「オズワルド」の畠中悠(34)、前日にトリオの2人が感染していた「ネルソンズ」の岸健之助などの感染が発表された。

 GLAYはTAKUROの感染により22、23日に静岡エコパアリーナで開催される予定だった公演の中止を発表。テレビ、ラジオの番組制作にも影響が出始め、お笑いコンビ「麒麟」の川島明(42)がMCを務めるTBS「ラヴィット!」(月~金曜8・00)ではスタジオ木曜レギュラーが「5組中4組がピンチヒッター」に。「AKB48」の本田仁美は前日、コロナ感染が発表された横田真悠の代役、ダイタクは同じくコロナ感染と濃厚接触者となったニューヨークの代役。「NON STYLE」井上裕介は相方・石田明の代役で、なすなかにしは特別ゲストとしての出演。レギュラー陣では、ギャル曽根だけが通常通り出演していた。

 また、19日深夜放送のニッポン放送系のラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」では、佐久間宣行プロデューサーが、オードリー春日俊彰のコロナ感染と、相方・若林正恭が濃厚接触者の可能性があることからテレビ東京「あちこちオードリー」の収録が急きょ中止になったことを明かした。番組内では笑いながら「ストックがゼロなんで、もう来週から総集編です。緊急生放送とかしなきゃいけないのかなって。本当はね、今日撮った人を来週に出そうかなって思ってたの。撮って出しの編集になるけど、しょうがないねって言ってたんだけど。それはこれからテレ東と話し合う、どうすんのかって。お休みすんのかって。っていうふうになってるっていうんで、皆さん本当にお気をつけくださいっていうことですね」と話していた。

 それ以外にも関係者の感染で総勢68人のジャニーズJr.全員が座長を務める舞台「ジャニーズ・アイランド」の20日の公演が急きょ中止になるなど、芸能界の様々な活動に影響を及ぼしているオミクロン禍。感染力は強いが重症化するケースは少ないともいわれているが、止まらぬ感染拡大による影響も大きくなってきている。

続きを表示

2022年1月20日のニュース