【イースタン期待の若手】楽天・山崎真 “全力”で6ツール駆使

[ 2021年5月18日 05:30 ]

“6ツール”を駆使した活躍を誓う楽天・山崎真(球団提供)
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 育成選手ながらイースタン・リーグで頭角を現しつつあるのが楽天・山崎真彰内野手(25)だ。19年の育成ドラフト3位で米ハワイ大から入団した異例の経歴を持つ内野手。昨年は故障もあり2軍戦出場がなかったが、打率上位に食い込むなど支配下登録へ向けて日々、結果を追い求めている。

 秘めた才能が開花しつつある。山崎真は、育成選手ながらイースタン・リーグで打率・322、安打数は堂々の2位(いずれも14日時点)だ。2年目の今季は試合に出場できる喜びをかみしめながら、支配下登録という目標に向けて猛アピールを続けている。

 ハワイ大出身という異例の経歴が注目を集めた「逆輸入野手」。昨年8月に右肩の鏡視下クリーニング手術を受けた影響で、公式戦に出場することなくルーキーイヤーを終えた。「何もできないまま1年目が終わってしまった。育成という立場なので、この先どうなるかという不安はありました」と振り返る。肩の不安もなくなり、今季は主に指名打者として実戦の中で打撃を磨いている。持ち前の積極性を生かしながら「ゾーンを絞って、ファーストストライクを1球で仕留めることを心掛けている」。三木2軍監督も「ミート力もあってバットコントロールもうまい。頭の良さやクレバーさもあるので、守備に就けばもっと真彰の良さが出てくるはず」と期待を寄せる。

 「来年があるかどうか分からない。7月末の期限までに支配下契約を勝ち取りたい」

 新外国人選手として獲得したコンリーがコロナ禍の影響で来日できず、契約解除となった。選手枠が1つ空き「僕たち育成選手にとってはチャンス」と鼻息は荒い。入団時に(1)パワー、(2)ミート、(3)スピード、(4)守備、(5)肩の全てに秀でた「5ツール・プレーヤー」を目標に掲げていたが「そこに全力プレーもプラスしたい」とした。母校・東京学館浦安の先輩でもある石井一久GM兼監督の期待に応えるためにも「6ツール」を駆使して結果を出す。(重光 晋太郎)

 ◆山崎 真彰(やまざき・まあき)1995年(平7)9月26日生まれ、東京都出身の25歳。三田中時代は「大田シャークボーイズ」に所属。東京学館浦安では千葉県選抜として米国遠征も経験し、東京国際大に進学も中退しハワイ大に編入。米西海岸の大学リーグにあたる「オール・ビッグ・ウエスト」では2年連続でベストナインに相当するタイトルを獲得した。1メートル82、84キロ。右投げ左打ち。

 《高田孝“プロ初勝利”》ドラフト2位右腕の高田孝が、15日の2軍交流戦のオリックス戦で“プロ初勝利”を挙げた。先発で8回5安打無失点、10奪三振と快投。オープン戦では1軍で中継ぎで起用されたが、開幕後は2軍の先発ローテーションを担っている。登板7試合目で初白星を手にし「責任とやりがいを感じている」と話す。最速156キロの剛球が最大の武器。ドラフト1位・早川の活躍にスポットが当たるが「悔しさはあるけど焦りはない。将来を見据えて、いつ1軍に呼ばれても良いようにやっている」と頼もしく言い切った。

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