相性重視で貯金量産や!阪神ローテ再編 20日ヤクルト戦は青柳&21日広島戦に秋山

[ 2021年5月18日 05:30 ]

キャッチボールで笑顔を見せる秋山(撮影・坂田 高浩)
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 相性を重視する。1週前のローテーションどおりなら今回のヤクルト3連戦は西勇→西純→秋山…となるところを、20日の3戦目には青柳を前倒しで投入することが確実となった。入れ替わりで秋山が21日の広島戦にずれ込む。

 最大の理由は秋山のコイキラーぶりだろう。今季3勝はすべて同戦で、昨年から7連勝中とめっぽう強い。4月1日は7回2失点、同15日は7回無失点、同30日も7回1/3を2失点で対戦防御率も1・69と抜群にいい。中7日と万全を期して向かう。

 代わりに青柳がヤクルト戦に分が悪ければ意味をなさないのだが、今季2戦して1勝0敗と意に介さない。14日の巨人戦で7回1失点で3勝目を挙げたばかりで、「チームの調子もいいですし、自分の仕事をしっかりとやることを考えています」とすっかりエース級の頼もしさがある。

 中5日のマウンドも昨シーズン3度経験しており、0勝1敗ながら10月21日の広島戦には7回0/3を無失点(勝敗はつかず)と力投し、決して苦にはしていない。交流戦まで最後の2カード。秋山と青柳のダブルAには気分よく投げてもらい、今ある貯金16をまだまだ増やして強敵パと対峙(たいじ)したい。

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