コロナ禍の広島が5回に先制!林、宇草と緊急昇格の代役2人が打点挙げる 口火を切ったのは久々4番の誠也

[ 2021年5月18日 19:44 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2021年5月18日    東京D )

<巨・広10>5回1死一、三塁、林の先制の適時打で生還した三走・鈴木誠(左)を出迎える広島ベンチ(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 突然のコロナ禍に見舞われ、試合前に1、2軍の野手16人を入れ替えた広島が激震の中で迎えた巨人戦(東京D)で5回に待望の先制点を奪った。

 4回まで完全投球を許していた巨人先発右腕・戸郷から先頭の鈴木誠が右翼フェンス直撃の二塁打を放つと、坂倉が右前打で続いて無死一、三塁。クロンが空振り三振に倒れて1死となった後、林が左前に先制打を放った。口火を切った鈴木誠は4月22日ヤクルト戦(マツダ)以来の4番で、「特例2021」によりこの日昇格した20歳の林は今季初出場初先発。今季初安打がプロ初打点となった。さらに同じく「特例2021」で昇格し、即先発となった宇草の遊ゴロの間に2点目も入り、今季初出場選手2人がそろって打点を挙げた。

 チームは前日17日に菊池涼、小園、正随と3選手の新型コロナウイルス陽性が判明。18日には球団独自の判断で今季ともに4番も務めた松山、西川を含む8選手の出場選手登録が抹消されるという緊急事態に陥っているが、代役がしっかりと結果を出した。

 ▼広島・林 打ったのはストレート。必死にいきました。ヒットになって良かったです。

続きを表示

2021年5月18日のニュース