ダルビッシュ 7回無失点10K力投で今季4勝目! 今季初安打マーク ファン「ユーコール」で祝福

[ 2021年5月18日 14:18 ]

ナ・リーグ   パドレス7ー0ロッキーズ ( 2021年5月18日    サンディエゴ )

今季4勝目を挙げたダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は17日(日本時間18日)、サンディエゴでのロッキーズ戦で今季9度目の先発登板。7回無失点10奪三振と圧巻のピッチングを見せ、今季4勝目をあげた。ロッキーズはダルビッシュがメジャーで白星をあげた20個目のチームとなった。

 パドレスは初回、マチャドの2点本塁打などで3点を先制、4回もカラティニの二塁打で2点を追加と大量リード。ダルビッシュは初回、3番ストーリーをこの日の最速97・2マイル(約156キロ)の直球で空振り三振に打ち取ったが、7回まで毎回、今季2度目の二桁奪三振となった。

 カッター、スライダーなどでカウントを稼ぎ、最後は直球や2シームで空振りを奪う場面が目立った。6回には69マイル(約111キロ)のスローカーブで追い込み、95マイル(約153キロ)の2シームで空振りと、42キロの速度差で翻弄した。

 バットでも結果を出した。今季は開幕以降19打数0安打とヒットが出ていなかったが、6回の第3打席にロッキーズ先発グレイの85マイル(約136・7キロ)のスライダーをとらえ、レフト線への二塁打。打球速度100・8マイル(約162キロ)の強い打球だった。マチャドはじめ、ダグアウトのチームメイトがエースの初ヒットに大はしゃぎ、スタンドのファンも「ユーコール」で祝福した。

 ダルビッシュは7回を投げて4安打無四球。防御率は1・81となった。試合はパドレスが7対0で勝った。

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