リベンジに燃える巨人・戸郷 広島打線を4回まで完全投球!6回2失点粘投

[ 2021年5月18日 19:49 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2021年5月18日    東京D )

<巨・広>6回2死満塁、クロンを内野フライに打ち取り、グラブを叩く戸郷(撮影・森沢裕)
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 巨人の戸郷翔征投手(20)が18日、広島戦(東京ドーム)に先発し6回2失点だった。

 今季の2敗は全て広島からと雪辱に燃える戸郷は最速152キロの直球を軸にキレのあるスライダー、フォークで完璧な立ち上がりを見せた。初回1奪三振を含む3者凡退。2回は鈴木誠、坂倉、クロンを3者三振。3、4回も3者凡退とパーフェクト投球だった。

 しかし、5回に4番・鈴木誠に右翼フェンス直撃の二塁打を浴びるとリズムが崩れた。5番・坂倉には右前打を打たれ無死一、三塁のピンチ。クロンをフォークで空振り三振に抑え1死を奪ったが、続く林の左前打で先制を許した。さらに1死一三塁から宇草の遊ゴロの間に追加点を許してしまった。

 味方打線が炭谷、ウィーラーの安打で逆転した直後の6回、安打と2四球で2死満塁のピンチを招いた。打席にはここまで2打席連続三振に抑えているクロンに対してフルカウントとなったが、最後は高めの直球で一邪飛に仕留めて押し切った。

 6回の打席で代打を送られて降板となった戸郷は6回97球を投げ、6奪三振2失点と粘りの投球で勝ち投手の権利を得て中継ぎ陣に後を託した。

 ▼巨人・炭谷「何とかできて良かったです。以上です」

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2021年5月18日のニュース