広島・大瀬良“頼むぞ” 18日G倒で完全復活じゃ 4月9日以来の先発へ「とにかく抑えたい」

[ 2021年5月18日 05:30 ]

森下(左)らとともにキャッチボールする広島・大瀬良(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 広島・大瀬良大地投手(29)は、18日の巨人戦(東京ドーム)で4月9日の同戦以来となる先発登板に向かう。4月16日に「右腓腹(ひふく)筋挫傷」で出場選手登録を抹消されてから約1カ月での1軍復帰。17日はマツダスタジアムに隣接する屋内練習場での投手練習に参加し、「G倒」での完全復活に向けて最終調整した。

 大瀬良の復帰登板は、チームの逆襲に向けても落とせない一戦である。「とにかくチームが勝てるように、しっかりと仕事をしたい」。離脱からわずか1カ月、2軍戦登板1試合のみで巨人2連戦のカード頭を託された。

 右ふくらはぎ痛で登録を抹消された4月16日時点では貯金1だった。しかし、離脱した約1カ月間で借金4と低迷。首位・阪神と10ゲーム差、2位・巨人とは5・5差と引き離されている。大瀬良には、そんな停滞感を払しょくする役割も求められているのだ。

 「順位、ゲーム差を見ても大事な試合が続く。みんな思っていると思うが、全部勝てるように、力を合わせてやっていきたい」

 負傷したのは4月15日に行われた甲子園での試合前練習。短距離ダッシュ中に痛めて「右腓腹筋挫傷」と診断された。早期復帰を目指してリハビリを続けて、今月11日のウエスタン・リーグの中日戦(由宇)で実戦復帰した。5回3失点、75球を投じて患部の状態を確認。その後の経過も問題が見られなかったことで、1軍合流が認められた。

 16日にはマツダスタジアムのブルペンで31球を投げ込んだ。「全体的にまとまっていて非常に良かった。試合でやれればいい」と手応えもつかんだ。この日の投手練習では、九里とのキャッチボール、50メートルダッシュなどで最終調整を終えた。

 「1軍での試合なので、確かめながらではなくとにかく抑えていきたい。状況とかイニング、球数はいろんな話をしながらになるが、できることをできるところまで精いっぱいやって、勝てるように粘った投球したい」

 佐々岡監督からは「本人には悔しいという気持ちもあるだろう。エースとして主将として、しっかりと自分の役割を果たしてくれるだろうし、こっちも期待して送り出す」と背中を押された。巨人とは、4月9日に対戦して6回無失点で白星を挙げている。逆襲への合図を告げるには、これ以上ない相手だろう。(河合 洋介)

 【大瀬良復帰の道のり】
 ☆4月15日 甲子園での試合前練習で短距離ダッシュ中に右脚負傷。登板予定だった翌16日の中日戦予告先発を緊急回避した。
 ☆同16日 広島市内の病院で検査し「右腓腹筋挫傷」と診断。出場選手登録を抹消された。
 ☆5月2日 大野練習場で離脱後初となるブルペン投球。32球を投じた。
 ☆同4日 リハビリ組の3軍から2軍本隊に合流。離脱後2度目のブルペン投球で83球を投げ込んだ。
 ☆同11日 ウエスタン・リーグの中日戦(由宇)で実戦復帰して5回3失点。「何とか早く(1軍に)戻って空気を変えたい」とコメント。
 ☆同14日 1軍に合流し、マツダスタジアムでの試合前練習に参加した。

 ▼広島・永川投手コーチ(大瀬良について)うちの開幕投手。復帰は戦力的にも大きい。投手キャプテンとして、ほかの投手に与える影響も大きいと思う。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「田中将大」特集記事

2021年5月18日のニュース