ソフトB、緊急事態宣言中の無観客開催を発表 「人流を抑制するためにできることは」

[ 2021年5月18日 12:37 ]

ペイペイドーム全景
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 ソフトバンクの孫正義オーナー(63)のツイッター投稿から一夜明けた18日、ソフトバンクは同日午前に5月19日からのホークス主催試合全試合を無観客で開催すると発表。リリース後には球団広報室担当者がオンラインで経緯を明かした。

 「明日から1、2、3軍戦、練習試合も含め、全てを無観客開催にすることになりました。緊急事態宣言期間中なので宣言が延長になれば、引き続き、無観客開催になります。

 ツイッターの方でもあったと思いますが、ツイートよりも前に会社の方でも検討して参りました。球団としては、県の感染状況を見ながら検討を重ね、人流を抑制するためにできることは、すべての試合を無観客ですることと判断し、選択したという形になります」

 NPB、他11球団にも報告を済ませた。5月の対象は計12試合。1軍戦は22日からのオリックス2連戦と、28日からの交流戦・巨人3連戦(ともにペイペイドーム)。2軍戦は25日からのウエスタン阪神3連戦、28日からの同広島3連戦、3軍戦は19日の3軍戦(いずれもタマスタ筑後)。販売済みの主催試合チケットは、すべて払い戻しとなり、招待券もすべて無効となる。

 12日から福岡県が緊急事態宣言の対象に追加されて以降、観客数上限を5000人とし開催していたが、孫オーナーは18日に「ペイペイドームでのホークスの試合は緊急事態宣言解除の日まで自主的に無観客試合とすることを検討したいと思います」と自身のツイッターで投稿。球団は翌日から実行に移した。

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