【ダルと一問一答】ダルを変身させた就寝前のシャドー投球 「ずっと困っていたことがクリアになった」

[ 2021年5月18日 15:29 ]

今季4勝目を挙げたダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は17日(日本時間18日)、サンディエゴでのロッキーズ戦で今季9度目の先発登板。7回無失点10奪三振と圧巻のピッチングを見せ、今季4勝目をあげた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――圧巻のピッチング。
 「昨日寝る前に、メカニックで今季ずっと困っていたところがクリアになって、全部の球が良かったと思う」

 ――ずっと困っていたのか。
 「キャンプの最初からフォームが良くなくて、気持ちが悪かった。昨日の夜過去1年半のビデオを見て、違いになんとなく気づいた。寝る前にグラブとボールを持ってシャドーピッチングをしたらこれだというのがあって、いけるかなと」

 ――好投しただけでなく、初ヒットも出た。
 「結果がどうではなく、やっと自分の球を投げられているので。投げたい球を望むリリースで投げられたことで、ブルペンから頭がクリアになって楽しかった。それがバッティングにも良い影響があったのかなと」

 ――監督が本来打者としても良いと言っていた。
 「前回コーチのラリーに、君は打てないのではなく、打てないと思い込んでいるだけだと言われて、気持ちを強く持って、真剣に打撃練習に取り組むようにしました」

 ――練習で左で打ったり、左で投げたりするのはなぜか。
 「いつも同じ方を使っていると痛みが出やすいという研究がある。違う方の手を使うのが大事なのかなと思います」

 ――7回無失点と、二塁打とどちらが楽しい。
 「できればピッチングをして、DHがあるのがベストです」

 ――7回81球で交代した。
 「自分ではもっと行くと思っていた、監督も考えがあってのこと。基本、交代については文句を言うつもりはない。ベストの選択をしたのだと思う」

 ――今日得たメカニック面の感覚はこれからも続けられるのか。
 「明日来て、その感覚があるかどうかはわからない。ピッチング的にもころころ変わるので。なるべく長くこの感覚があるように覚えておきたい」

 ――前回と同じ対戦相手だと、普通投手に不利になるが、それでも好投できるのは球種の引き出しの多さゆえか。
 「前回が悪すぎた。球も走らないし、変化球も微妙だった。前回と今回の差がありすぎて、今日の状態であれば特にプランを考えなくても大丈夫だったのかなと」

 ――今日は4シームが多かったし、有効だった。今後に生きるのでは。
 「今日のまっすぐがあれば、基本誰に対しても去年みたいにまっすぐで押し込める。わざと多くしたのではなく、自分が行けると思ったときに、4シームや2シームを投げるので。それは他のチームのデータに入ろうが、まっすぐが良いときに関してはそんなに問題にならない」

 ――昨日、寝る前にビデオを見て、シャドウピッチングをしたというが、それは時々やるのか。
 「しないですね。ただキャンプから困っていて、前回のコロラドがだめで、2日前のブルペンもだめで、このままだと2019年の前半みたいにやばいことになるなと思ったので、なんとかしないとと思った。でビデオを見まくって、こう動いていたなと、こうすれば僕に良いと理解できた。それでグラブとボールを持ってシャドゥをしたらピッタリとハマった」

 ――何分くらい。
 「シャドウは3球くらいで終わった。ビデオは10分から15分見ていました」

 ――防御率1点台。どうとらえる。
 「内容による。今日までも良い投球はあったけど、自分の感覚と良いピッチングが噛み合わなかった。気持ちが晴れなかった。どっかですっきりしたピッチングをしたいと思っていた。今日やっとそれがきた。防御率よりもその感覚が来たのが良かった」

 ――打撃でもいい表情だった。
 「今日は試合前にマチャドのバットを借りて、ちょっと打てる気がしました」

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