天理 オール3年生でV!主将・下林が千金弾 中村監督男泣き「自分の時よりうれしい」

[ 2020年8月6日 15:45 ]

令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会決勝   天理6―4奈良大付 ( 2020年8月6日    佐藤薬品スタジアム )

<奈良大会決勝 天理・奈良大附>奈良大会優勝を決めた天理・中村監督は、勝利インタビューで涙を流す(撮影・椎名 航)
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 8月の甲子園交流試合に出場する天理が決勝で奈良大付に競り勝ち、奈良の独自大会を制した。

 序盤から激しい点の取り合い。天理は2回に田中勝大左翼手(3年)の左中間適時二塁打で勝ち越すと、なお続く1死三塁の好機で1番・下林源太主将(3年)がバックスクリーンへ2ランを放ち、試合をひっくり返した。

 先発した吉岡大誓投手(3年)が6回4失点の粘投。7回からマウンドに上がった背番号1の庭野夢叶投手(3年)が3回を無失点に封じた。

 天理の中村良二監督は「キャプテンがしっかりチームを引っ張ってきた。自分の(優勝した)時よりうれしい」と声を詰まらせた。

 天理は昨秋の県大会で3位に終わったが、近畿大会で優勝。今大会は3年生だけで挑み、現チームで初めて奈良の“頂点”に立った。

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