野手の公式戦登板、巨人では71年ぶり珍事 当時の監督は知将・三原修氏

[ 2020年8月6日 23:00 ]

セ・リーグ   巨人0―11阪神 ( 2020年8月6日    甲子園 )

<神・巨>8回に登板して打者2人を打ち取った増田大はナインとエアタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 巨人の増田大輝内野手が6日、阪神7回戦(甲子園)で0―11の7回1死からプロ初登板し、打者3人に1四球を与えただけで無失点に抑えた。

 野手の公式戦登板は00年6月3日近鉄戦でオリックスの五十嵐章人(内野)が8回にマウンドに立って以来20年ぶり。巨人では三原修監督が指揮を執っていた1リーグ時代の49年4月8日中日戦で外野手の野草義輝が7回から2イニングを投げて以来71年ぶりとなった。2リーグ制後では増田大が初めてだ。

 ちなみに野草以前では38年水原茂、39~41年川上哲治、46年千葉茂(いずれも内野)らが公式戦に登板している。

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