堀内さん 藤浪は「酷いバラツキもなく球に力もあった」と評価 戸郷は「全然打たれる気がしない」

[ 2020年8月6日 14:26 ]

セ・リーグ   巨人4―1阪神 ( 2020年8月5日    甲子園 )

堀内恒夫氏
Photo By スポニチ

 現役時代にV9巨人のエースとして通算203勝をマークし、巨人監督も務めた野球解説者の堀内恒夫さん(72)が5日、自身のブログを更新。同日の阪神―巨人戦(甲子園)で投げ合った先発投手2人に言及した。

 まずはプロ初の10三振を奪い、8回途中4安打1失点で今季4勝目(2敗)を挙げた巨人の2年目右腕・戸郷翔征投手(20)について「まっすぐスライダーフォークどれも良かったしコントロールも良かった」「今日は全然打たれる気がしないそんなピッチングだったね。理想のピッチングと言えるんじゃないかな」と絶賛。そして、8回を投げて4安打4失点(自責1)だった阪神の元エース藤浪晋太郎投手(26)についても触れた。

 制球に課題がある藤浪だが、8回で与えた四球はわずか1つで死球はなかった。「酷いバラツキもなくストライクゾーンあたりに投げてくるし球に力もあった」と評価した堀内さん。「ただ、6回先頭バッター戸郷のところで自分でエラーしてからリズムがおかしくなっちゃったね」と、巨人が1―0と1点リードして迎えた6回の守りで、先頭・戸郷の投手前で高くバウンドした打球を捕り損ね、そこから藤浪が3点を失ったところを分岐点に挙げていた。

続きを表示

2020年8月6日のニュース