「田沢ルール」変更含め協議へ 申し合わせから10年「慎重に取り扱いたい」

[ 2020年8月6日 05:30 ]

BCリーグ埼玉の田沢(撮影・小海途 良幹)
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 プロ野球が、いわゆる「田沢ルール」について、12球団で変更などを含め検討していくことが5日、分かった。協約・ドラフト改定委員会に諮られ、変更など必要ならば12球団で協議される見通し。

 「田沢ルール」は、今季独立リーグのBC・埼玉に入団した田沢がメジャー挑戦した08年、海外球団による青田買い防止に12球団で申し合わされた。ただ、導入から10年以上経過し、見直しの必要性も一部で指摘されていた。7月のオーナー会議では議長のDeNA・南場智子オーナーが「今後の議論になっていこうかと個人的には思っている」と発言。海外での在籍年数に応じた緩和など、慎重に議論されていくとみられる。選手関係委員会の谷本修委員長(阪神)は「プロアマ共通した、プロだけの理屈で変えられるものでもないと思う。慎重に取り扱いたい」と話した。

 この日行われた選手会との事務折衝では、選手会側からは撤廃も要望された。

 ▽「田沢ルール」 ドラフト1位指名候補だった田沢がNPB球団に指名回避を要望し、メジャー挑戦を表明したことを受け、08年に12球団で承認された。ドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は大卒・社会人は2年間、高卒は3年間、ドラフト指名を凍結するというもの。指名漏れした後に海外に移籍した選手は対象外。

 ≪この日の田沢 2度目登板で1イニング無失点≫田沢はこの日、BC神奈川戦で埼玉入団後2度目の登板。1イニングを無安打無失点で2つの三振も奪い「要所要所でいいところに投げられた」と話した。「田沢ルール」見直しの動きには「そういう動きが出たことには素直に感謝したい」と話した。

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