巨人 阪神に0―11大敗…メルセデスが3回途中4失点で4敗目 打線もわずか3安打のみ

[ 2020年8月6日 22:02 ]

セ・リーグ   巨人0―11阪神 ( 2020年8月6日    甲子園 )

<神・巨>4回、投手交代を告げる原監督(撮影・大森 寛明)
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 リーグ首位の巨人は0―11で阪神に敗れ、同一カード3連勝ならず。先発のメルセデスが3回2/3を4安打4失点と崩れ4敗目。打線も振るわず今季初先発の阪神・高橋の前に7回3安打のみで無得点に終わった。

 先発のメルセデスは上々の立ち上がりを見せるも3回に失点。1死から陽川に二塁打を浴び、得点圏に走者を背負うと近本に外角低めのカーブを捉えられ中前適時打。4回には梅野を四球、木浪を内野安打で出塁を許すと、ダブルスチールを決められ1死二、三塁のピンチ。ここで植田に真ん中低め146キロのストレートを右中間に弾き返され2失点。投手の高橋を遊ゴロに打ち取ったところで無念の降板となった。さらに2番手の沼田が2死二塁から陽川に中前適時打を浴び、0―4とリードを許した。

 打線は今季初先発・高橋の前に沈黙。4回まで無安打と抑え込まれると5回、大城がセンター方向へ強烈な打球を放ちチーム初安打を記録。あわやセンターへ抜ける打球を二塁手の植田にダイビングキャッチされるも送球が大きくそれる間に二塁へと進塁した。ここで中島も中安で続き1死一、三塁のチャンスも若林、代打・陽岱鋼と連続三振に倒れ無得点。

 8回には5番手の堀岡が代打・中谷に1号満塁弾を浴びるなど1/3回を4安打7失点(自責点6)で降板。0―11で勝敗がほぼ決したこともあり、内野手の増田大が6番手としてマウンドへ。江越はスライダーが外れ四球で歩かせるも、4番の大山をこの日最速となる138キロのストレートで右飛に打ち取り、苦笑いを浮かべながらベンチへ戻った。

 中継ぎ投手温存で“白旗ムード”のチームは9回も元気なく三者凡退。投打ともに振るわず完敗を喫した。

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