帝京逆転勝ちで決勝進出 名将執念のさい配 代打の代打が同点スクイズ

[ 2020年8月6日 13:22 ]

2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 東東京準決勝   帝京6―3東亜学園 ( 2020年8月6日    大田 )

東亜学園―帝京 8回、代打の代打で登場しスクイズを決めた帝京の菊池
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 帝京が逆転で東亜学園を下し、決勝進出を決めた。

 甲子園通算51勝を誇る前田三夫監督のさい配が決まった。

 ここまで15回無失点と好投してきた東亜学園の左腕・鈴木隆之介投手(3年)との対決。3回に2点を先行したが、5回に逆転を許した。立ち直った鈴木をなかなか攻略しきれず、終盤に入った。

 1点を追う8回だ。前田監督は「1点差だから焦ることはない。でも9回になればプレッシャーがかかる。まずは同点にする」。

 1死一塁、鈴木の足に打球が直撃して内野安打となり、チャンスを広げた。さらに右前打で満塁。代打で小山勝己(3年)を送ったが「第1ストライクを打てなかったので代えようと思った。ここで動かなければ点が取れない」。指揮官が「誰かバントうまいやつはいないのか」とベンチを見ると、チーム一のバント職人・菊池祐汰(3年)の姿が。即座に代打の代打で菊池を送るときっちり1球で転がし、同点のスクイズ成功。さらに相手野手陣の悪送球も誘い、勝ち越しの走者が生還した。菊池は「みんなが打撃練習している時もバントの練習をしていた。昨年もこういう場面があったのでスクイズのイメージはあった」と胸を張った。

 前田監督は「甲子園がなくなって意識が下がってしまったが、なんとか選手の意識が上がってここまで来た。東西対決もありますから、出られるように決勝も頑張りたい」と鋭い目線で8日の決勝を見据えた。

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