西武 好機で森にバント指令も裏目…辻監督「バントのうまい選手だから、と」

[ 2020年8月6日 22:27 ]

パ・リーグ   西武3―5日本ハム ( 2020年8月6日    札幌D )

<日・西>3回1死一、二塁、捕ゴロの森(撮影・高橋茂夫)
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 3回という早いイニングで辻監督は勝負に出たが、結果につながらなかった。

 2点を追う3回無死一、二塁の場面で、指揮官は2番・森に送りバントのサイン。「バントのうまい選手だから、と思ったけど…。うまくいかなかった」。打球は捕手の目の前に転がり、二塁走者が三塁封殺。その後に2死満塁としたが得点を奪えなかった。

 森は今季、7月24日のロッテ戦で犠打を決めている。昨季の首位打者はこの日も4打数無安打で打率・236。不振が続いている。

 「(打線も)全員が全員、調子のいい状態じゃない。先発投手が踏ん張ってくれて中継ぎ、抑えが頑張ってという戦いしか、今のところしかできない」と辻監督。リーグ3連覇を目指す王者は再び借金2となり5位に転落した。

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