セ来季“東京五輪変則日程”発表 他球団本拠地での主催試合多数

[ 2019年7月23日 05:30 ]

 セ・リーグは22日、東京五輪が開催される来季公式戦の日程を発表した。野球・ソフトボールの主会場となる横浜スタジアムは6月9日から8月23日まで使用できず、DeNAは6月26~28日の阪神戦、同30日~7月2日の中日戦の6試合を東京ドームで開催。同一リーグの他球団の本拠地で主催試合を行う、異例の変則日程となった。

 7月17、18日の巨人戦はロッテの本拠地・ZOZOマリンで実施する。セ関係者は「巨人などの協力を得て、みんなで協力し合って(日程が)できた」と話した。また、横浜スタジアムの使用期間中に主催試合が多く開催できるよう、第1クールでは広島とのホームゲームを2カード行う。

 神宮球場が資材置き場となるために7月6日から9月13日まで使用できないヤクルトも、7月7~9日の中日戦など4カード11試合を東京ドームで行う。五輪開催に伴い、公式戦は7月21日~8月13日に中断。開幕日は例年より1週間早い3月20日で、交流戦は5月26日から実施される。

○…来季のセ・リーグ公式戦の日程発表を受け、原監督は「2月スタート(のキャンプ)を、前倒しできないだろうかと提案させてもらった」と明かした。例年より1週間早い3月20日に開幕するが、6月3日にNPBの理事会と12球団による実行委員会で春季キャンプは前倒しせず2月1日から行うことを確認している。原監督は「こっちは、選手の出来を心配する。仕上げ方もちょっと早くなるでしょう」と見据えた。

○…来季のオールスターは7月19日にヤフオクドームで第1戦、同20日にナゴヤドームで第2戦が開催され、翌21日からプロ野球は中断期間に入る。フレッシュ球宴、ファーム日本選手権も実施される予定。クライマックスシリーズ(CS)は10月24日に始まり、日本シリーズは11月7日に開幕する。

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2019年7月23日のニュース