広島・野村、25日中日戦先発へ「力になれるように」 逆襲ローテで後半戦巻き返す

[ 2019年7月23日 05:30 ]

1軍に合流し笑顔でキャッチボールでする野村 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島・野村祐輔投手(30)は22日、マツダスタジアムでの投手指名練習に合流し、25日の中日戦に先発する見込みとなった。6月12日に登録抹消されて以降、3試合の先発を経て復帰。先発5人で回していた台所事情を解決し、ついに出そろった「逆襲ローテーション」で巻き返しを図る。

 もう先発のやりくりに頭を悩ませる必要もない。ときおり強い雨が降った投手指名練習に野村が合流。先発の谷間だった25日の中日戦に向かう見込みとなり、「自分自身悔しかったし、チームの力になれていない。これからしっかりと自分のできることをやりたい」と決意表明した。

 今季は、明らかに本調子ではなかった。6月11日の日本ハムとの交流戦では、プロ最短となる1回5失点で降板。11試合で3勝3敗、防御率4・83と復調気配が見られないまま再調整を命じられた。降格後初登板だった6月25日のオリックス戦で5安打完封しても、「1試合では上げない」との方針は覆らなかった。7月2日の中日戦で5回11安打5失点と乱調だったことが分岐点になる。「2回目に悪かったことがよかった。良くないところに気付けた。あの完封で上がっていたら、悪いのも分からないまま上がっていたかもしれない」。前回の15日阪神戦で7回2失点と手応えをつかんで、1軍へと戻ってきた。

 「1カ月かかりましたけど、何とか形にしたかな…。体の使い方、バランス。色んなところを試せる時間になった」

 野村の降格から、苦しい台所事情は解決しないままだった。山口を先発起用するも奏功せず、先発候補の遠藤がブルペン陣に欠かせない存在に評価を高めたこともあり、先発5人でのやりくりを強いられていた。6連戦が続く後半戦が始まったところで野村が加わり、「逆襲ローテーション」がついに完成した。

 「前半戦の1カ月以上力になれなかった。何とか後半戦、力になれるようにしたい」

 チームは巨人戦に3連勝して上昇ムードが漂う。緒方監督から後半戦のキーマンに挙げられた右腕の復帰。反撃への布陣は、整い始めている。 (河合 洋介)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年7月23日のニュース