ホワイトソックスの本拠地が内野席全体に防御ネットを設置 メジャーでは初めて

[ 2019年7月23日 13:11 ]

内野席全体に防御ネットが設置されたホワイトソックスの本拠地、ギャランティード・レート・フィールド(AP)
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 ホワイトソックスの本拠地、ギャランティード・レート・フィールド(シカゴ=旧コミスキーパーク)が内野席のあるすべてのエリアにファウルボールの飛来を防御するためのネットを設置。22日のマーリンズ戦がその“こけら落とし”となった。

 ベンチの上は高さ9・1メートルほどだが、一番高いエリアでは13・7メートル。内野席すべてに防御ネットがある状態で試合が行われたのは、メジャーではこれが初めてとなった。

 メジャーではかねてから観客をファウルボールが直撃して負傷するケースが問題視されており、21日にクリーブランドで行われた試合でも、インディアンズのフランシスコ・リンドーア(25)が放ったライナー性のファウルボールが3歳の少年を直撃。すぐに病院に搬送するという事態になっていた。ホワイトソックスの球宴後のホームゲームはこの日が最初。ギャランティード・レート・フィールドは野球専用のスタジアムで、球宴前後の遠征期間を利用してファウルボール対策を進めていた。

 なお試合は9-1でホワイトソックスが勝って45勝52敗。マーリンズは36勝62敗となった。

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