日立製作所4強入り 大塚3戦連発!!!「出来過ぎです。まさか打てるとは…」

[ 2019年7月23日 18:47 ]

第90回都市対抗野球大会第11日 準々決勝   日立製作所(日立市)3―2NTT西日本(大阪市) ( 2019年7月23日    東京D )

<都市対抗野球 NTT西日本・日立製作所>2回無死、日立製作所・大塚は左越え本塁打を放つ (撮影・西川祐介)
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 また打った。1点を先制した2回無死、大塚直人外野手(29)が右手でガッツポーズしながらベースを回った。3戦連発は左中間席へ。

 「出来過ぎです。まさか打てるとは…。クールに行こうと思ったけど公式戦では初めてだから」と最高の感触に酔いしれた。

 右肘を大きく開けた状態から最短距離でバットを振り下ろす“フライングエルボー打法”。メジャーではムービングファストボール対策としてエンゼルス・大谷翔平らが取り入れているが、大塚は確実性を増すため今季から取り組んできた。「ボールに全部力を伝える。ブレなくなったし、崩されても強く打てば何かが起きる」。入社8年目、地道な筋力トレが強じんな体を生み、新打法を可能にした。ベンチプレスは135キロ。東海大時代から30キロ以上も増えたという。

 16年の準優勝時は2回戦・日本通運戦に右手中指と薬指を剥(はく)離骨折し、準々決勝以降メンバーから外れた。「何とか自分の力が役立てば…」。当時は若獅子賞(ルーキーが対象)を獲得した菅野(ロッテ)ばかり目立ったが、今度は自らのバットで頂点獲りに貢献する。

 決勝点は東海大の5学年後輩・森下翔平内野手(25)だ。2―2の6回、左中間へ今大会1号。「大塚さんより全然飛んでないなど…。先輩に“頼んだぞ”と言われたんで」。昨年度社会人ベストナイン受賞者がまぶしそうに見つめた。

 3塁側スタンドには日立市からバス11台を連ねて大応援団が駆けつけた。「明日(24日)準決勝があります。またよろしくお願いします」。試合後、頭を下げた大塚に再び大歓声が降り注いだ。

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