東芝・村上 ドラフト候補から高・大・社通じ公式戦初本塁打

[ 2019年7月23日 14:58 ]

第90回都市対抗野球大会第11日 準々決勝   東芝(川崎市)10―1JFE西日本(福山市・倉敷市) ( 東京ドーム )

<都市対抗野球 JFE西日本・東芝>ヒーローインタビューで喜びを爆発させる東芝・村上 (撮影・西川祐介)
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 「恐怖の6・7番」がドラフト候補左腕を粉砕した。

 先陣はJX―ENEOSから補強されたルーキー村上貴哉外野手(22)だ。2回1死三塁、河野竜生投手(21)の145キロ直球を先制の左越え2ラン。「無心で強く振ることだけを意識しました。(カウント)2ボールだから直球と信じて…」。振り遅れないようバットを短く握った。それが松山東―明大―社会人を通じ公式戦初本塁打に。「ホームランってベンチに帰っても祝福されるんだ」と笑った。

 初戦・JR東海戦は2打数無安打。3回戦・JR東日本東北戦は出番すらなかった。それが大変身の2安打3打点。平馬淳監督(44)が補強で呼んだ理由をジョーク交じりに明かした。

 「ウチは彼がエラーしてくれたお陰で出場できた。その悔しさを晴らして欲しい」。5月29日の西関東代表決定リーグ代表決定戦、5回に左翼・村上の失策から3点を先制され、2―7で敗れた。チーム内の合言葉は「東芝が優勝すれば来年は推薦出場。西関東予選の枠は広がる」。村上も「補強で活躍することが東芝への恩返しになるし、来年につながる」と語気を強めた。

 7番・石川桜太外野手(29)も続いた。気落ちした河野の142キロ直球を右翼中段へソロ。「先っぽだったけど伸びた。調子は悪かったのに…」。3回戦の3安打に続き、この日も2安打2打点だ。
 終わってみれば10―1の大勝。平馬監督は真剣な顔つきに戻った。「少し浮ついていたので引き締めました。あと2試合で真価が問われる」。9年ぶりの頂点へ手綱を締め直した。

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