将棋JT杯 藤井聡太王将が史上最年少優勝 “羽生超え”20歳4カ月で昨年準Vの雪辱

[ 2022年11月20日 18:08 ]

<JT杯決勝 藤井聡太王将・斎藤慎太郎八段>対局を行う藤井聡太王将(右)と斎藤慎太郎八段 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 将棋の第43回日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)は20日、千葉市の幕張メッセで決勝を行い、後手の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が斎藤慎太郎八段(29)を下して初優勝した。

 昨年準優勝の雪辱を果たした藤井は20歳4カ月での優勝。1991年に羽生善治棋聖(当時)がマークした21歳2カ月の同杯最年少優勝記録を10カ月更新した。タイトル戦ではない棋戦の優勝は朝日杯オープン戦(3回)、銀河戦、新人王戦を含め6回目。

 現在進行中の第35期竜王戦7番勝負では広瀬章人八段(35)相手に3勝1敗。初防衛とタイトル獲得通算11期に王手をかけている。
 

続きを表示

2022年11月20日のニュース