橋下徹氏 北朝鮮よりも「中国ミサイルのほうが脅威高い」 政治家には「戦略的な防衛力の強化を」

[ 2022年11月20日 10:05 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が20日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。相次ぐ北朝鮮のミサイル発射に言及した。「北朝鮮が直接日本に攻撃してくる脅威ではなくて。例えば朝鮮半島での有事の際にアメリカがそこに介入してきた、その際に日本の米軍基地が狙われる、という脅威だという整理のもと、中国のミサイルのほうが脅威が非常に高いと思う」と指摘。「北朝鮮が直接日本をダイレクトに狙ってくるんじゃないのかっていう国民の認識があるんだったら“それは違うよ”って、どういう脅威なのかを示すことが政治家の役割りだと思う。“脅威だ”ってことを抽象的に言うのは僕は違うと思う」と述べた。

 「脅威と言ってしまうと、防衛力の強化とか財源を増やしてなんでもかんでも増やせという議論につながりかねないから。優先順位をつけて、どういう脅威なのかってことをはっきりと定めて、戦略的な防衛力の強化をしっかりやっていただきたい」と語った。

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