「鎌倉殿の13人」小栗旬 大河初座長を振り返る「かけがえのない経験」「今の日本に、こんな作品はない」

[ 2022年11月20日 11:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影を完走し、約1年半にわたる長丁場の撮影を振り返った小栗旬(第45回の1シーン)(C)NHK
Photo By 提供写真

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公・北条義時を演じる小栗旬(39)が、クランクアップを迎え心境を明かした。「できることならまた大河の主演をやりたい」と早くも次作への意欲をみせた。

 約1年半の長丁場。「今の日本に、こんなに長く1人の人間を掘り下げられる作品はない。かけがえのない経験だった」と成長を実感。だからこそ2度目の大河主演にも興味を持っており「今回の義時のように、あまりなじみのない人物を一から作り上げられたら」と語った。来年の大河は松本潤(39)主演の「どうする家康」。「徳川家康はいろいろなイメージもすでにあるから、しんどいと思う」と、過去にはTBSドラマ「花より男子」(2005年)などで共演した“盟友”を思いやった。

 一から作り上げた義時像。「序盤は女性へのストーカー気質から“キモい”と言われ、終盤には“怖い”とか“やばい”とか言われた。ずいぶんと嫌われた」としみじみ。「役者冥利(みょうり)につきる評価です」と俳優としての最大限の賛辞として受け止めている様子だ。(吉澤 塁)

続きを表示

2022年11月20日のニュース