「鎌倉殿の13人」小栗旬“全部小栗のせい”なら「痛快」“好かれぬ”義時 率直ネット反応は「役者冥利」
「鎌倉殿の13人」北条義時役・小栗旬インタビュー(4)
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俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)も残り5回。いよいよ物語は“最終決戦”「承久の乱」(1221年、承久3年)へと向かう。源頼朝(大泉洋)亡き後、主人公・北条義時は御家人たちによる激しいパワーゲームを制し、2代執権に就任。共に鎌倉幕府の樹立を目指し、そして支えてきた仲間たちを次々と誅殺してきた非情さに、SNS上にはドラマ前半の「全部大泉のせい」ならぬ「全部小栗のせい」の声も。小栗も「そうなったとしたら、こんなに痛快なことはありません」と大河異例のダークヒーローに手応えを示した。
<※以下、ネタバレ有>
稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河出演8作目にして初主演に挑んだ。
右腕として仕えた頼朝亡き後、義時は兄・北条宗時(片岡愛之助)の“遺言”「俺はこの坂東を、俺たちだけのものにしたいんだ。坂東武者の世をつくる。そして、そのてっぺんに北条が立つ」を胸に、徐々にダークサイドへと闇落ち。比企能員(佐藤二朗)は、父・時政(坂東彌十郎)とともに和議を申し入れての騙し討ち。畠山重忠(中川大志)との戦は回避されたはずが、やむなく殴り合いの死闘を繰り広げた。重忠から“魂の拳”を食らい、畠山討ちを仕組んだ初代執権・時政追放の覚悟を決め、実行。故郷・伊豆へ流罪となった父との今生の別れに泣きはらした。
御家人最長老となった和田義盛(横田栄司)には罠を連発し、挑発。最後は義盛と慕い合う3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)を戦場に引っ張り出しての騙し討ち。一人戦場を背に去る時、義時は涙がこみ上げ、顔を歪めた。
義時の策について問われると、小栗も「後半に関して言えば、そうせざるを得なかった面もありますが、やっぱり和田の討ち方はいけないですよね。僕個人の意見としては、そう感じました。あれをしてしまうと、義時を恐れる以外の要素で付いていこうという御家人はいなくなっていくんじゃないかと思います」と冷酷さに“苦言”。「『あの時、こうしておけば』で言えば『女(おなご)はきのこ好き』もありますね。これを信じ続けてきた結果、ことごとく失敗しているということに感じては、やっぱり残念だったと思っています」と笑いを誘った。
第10回「根拠なき自信」(3月13日)、八重(新垣結衣)に常陸土産のきのこを贈ったが、頼朝は「八重は小鳥が好きでな。きのこは好まぬ」。義時は「おなごは皆、きのこが好きなのかと思っておりました」と驚いた。
第29回「ままならぬ玉」(7月31日)、義時は息子・泰時(坂口健太郎)に「おなごというものはな、だいたいきのこが大好きなんだ」と助言。しかし、泰時は初(福地桃子)に贈ったきのこを全部突き返され、義時は「え?」と驚いた。
第34回「理想の結婚」(9月4日)、のちに妻になるのえ(菊地凛子)にきのこを贈ると「大好きなんです!」と大喜び。しかし、のえには“裏の顔”があった。
頼朝は上総広常(佐藤浩市)、木曽義仲(青木崇高)、源義高(市川染五郎)、源義経(菅田将暉)、源範頼(迫田孝也)らを次々と粛清。小栗が毎日メッセージを入れた“小栗マスク”から生まれた「#全部大泉のせい」が何度もツイッターのトレンドに入る憎まれ役となった。
「あれはマスクに書いて、本当によかったなと思います(笑)」とジョークを飛ばしながら「この先、最終回まで、もしも僕に不快な思いや怒りを感じられるお客さんが多くなればなるほど、やっぱり自分としては役者冥利に尽きますよね。ここまでも、あまり『義時のことが好き』と言われないまま来た主役というのが、凄くいいなと思っていて。序盤の女性に対するストーカー気質な言動には気持ち悪い、権力を握ってからの振る舞いには怖いとかヤバいとか。そういう率直な評価を頂けるというのは、僕にとっては非常に励みになりましたし、一番うれしかったですね」と自虐しつつも(?)歓迎。
ただ「初回から振り返ってみてください。義時も結構いいヤツだったじゃないですか。ボタンの掛け違えやストレスやプレッシャーが色々と積み重なった結果、今の彼になってしまったわけで。三谷さんがおっしゃるように、人間はそんなに急には変わらない。ジワジワと彼の中を蝕んでいってしまったものを、この作品は48回かけて丁寧に描けたと思うんです」と訴え。その上で「前半、『全部大泉のせい』だったものが『全部小栗のせい』に変わったとしたら、こんなに痛快なことはないと思います」と視聴者の反響を期待した。
=インタビュー(5)に続く=
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