大久保嘉人氏 幼い頃の夢は“ケーキ屋さん” あるきっかけでサッカーの道に「覚醒したんですよ」

[ 2022年11月20日 15:20 ]

元サッカー日本代表の大久保嘉人氏
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 サッカー元日本代表の大久保嘉人氏(40)が、20日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜後12・00)に出演。プロとしてデビューするまでの経緯を明かした。

 小学生の時の夢は「ケーキ屋さん」だったという大久保氏。甘いものが好きだといい「毎日甘いもの食べれると思って、絶対なってやろうって思ってました」と話した。

 大久保氏が小学3年生の時にJリーグが開幕し「華やかで、カズさんとか、ラモスさんとか、なりたいな」とサッカー選手への夢を抱くように。「小学校の時は足が速かった」と振り返るも、中学校では「身長低かったんで、スピードも追いつかれてきて、全てがうまくいかない」と、挫折を経験したそう。

 大久保氏はその後、名門・国見高校に進学したが「ある程度はできてましたよ。けど試合に出られるレベルでもなかった。だって県外から120人くらいバーッて来るんで、全然うまくいかなくて」と語った。しかし「高2で試合に出だして、その試合で4点取ったんすよ。初めて出て。たまたまね。そっからですよ、自信がついて。“俺はやれる”と」と、初出場の試合で大活躍したことが大きな分岐点に。

 そして「その2カ月後にはプロからオファー来ました。何が起こるか分かんないんですよ。それまで全く試合に出てない、応援ですよ、僕。なのに、急に出て点取って。それが自信で、ずっと繋がっていったんですよね。その後の試合点取りだして。覚醒したんですよ」と語り「誰が覚醒するかも分からないし。これは自分が経験できたんで、子供たちにも伝えられます」と力強く口にした。 

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2022年11月20日のニュース