元外交官、宮家邦彦氏「一気にやってしまえばいい」マイナンバーカードについて持論を語る

[ 2022年11月20日 15:40 ]

読売テレビ社屋
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 元外交官で立命館大客員教授、キヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦研究主幹が、20日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜後1・30)に出演。政府が普及を促しているマイナンバーカードについて言及した。

 この日の番組は婚活や終活、パパ活など様々な「○活」について議論を交わし、ポイントを集める活動、いわゆる「ポイ活」についてがテーマとなった際、作家の竹田恒泰氏がポイントカードは「どういう消費生活をしているか、全部渡している。お金になっている」とポイントサービスを行う会社に消費者の動向など情報が渡り、その情報がお金になっているとした。

 すると、宮家氏は「マイナンバーカードは皆、嫌がるでしょ?なぜ嫌がるかって言ったら、個人情報を政府に抜かれるから」とし「なんで近所のコンビニとかさ、スーパーマーケットに個人情報をばんばん出すの?私、理解できない」とマイナンバーカード同様にポイントカードを作って買い物で使用すれば、情報はポイントサービス会社に渡っているとした。

 そして「バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)とかに行くと、皆一枚のカードで保険から税金から何から全部やってる。一気にやってしまえばいいじゃないかって思う」と欧州諸国のようにもっと普及すべきとした。

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2022年11月20日のニュース