長嶋一茂　父・長嶋茂雄氏の“大人のウソ”語る　「全部自分のせいだ」「優勝を逃したので辞めます」

長嶋一茂
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　元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂（56）が、20日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」（日曜後10・00）にゲスト出演。巨人で活躍した父・長嶋茂雄氏の大人のウソについて語った。

　番組内で父・茂雄氏についての話題になり「僕が中学1年か2年の時に父がジャイアンツの監督を解任された。解任は簡単に言うとクビ」と話した。長嶋茂雄氏は58～74年まで巨人一筋でプレーした。75年から巨人の監督として指揮。80年に巨人はリーグ3位に終わり、監督を退任した。

　一茂は続けて「続投なのか解任なのかという会議が朝から行われていて、よきところで父親が呼ばれた。その時、家を出るときに本人は来年もやる気満々で家を出た。パっと夕方のニュースを見たら『電撃解任』というテロップが入るわけ。その時に父親が言った言葉は全く本音と違う言葉を言っていた。“全部自分のせいだ”と。“優勝を逃したので辞めます”みたいな。自分から辞めた言い方をした。これは嘘というか大人のウソだよな」と明かした。

　さらに「クビにしたジャイアンツ憎しという思いで将来的にプロ野球選手になってジャイアンツに入って自分が4番を打ってサヨナラホームランでジャイアンツ勝ちました！優勝決まりました！という時に、俺はホームベースを踏まないで、そのまま辞めて帰るイメージをつくった」と語った。