林部智史 宇崎竜童&阿木燿子夫妻と初タッグで新曲 心癒やすバラード「全てを包み込むような曲」

[ 2022年11月20日 05:15 ]

笑顔を見せる(左から)宇崎竜童、林部智史、阿木燿子(撮影・会津 智海)
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「泣き歌の貴公子」と呼ばれる歌手の林部智史(34)が、歌謡史を代表する黄金コンビ宇崎竜童(76)、阿木燿子(77)夫妻と初タッグを組んだ。1日発売の3枚目アルバム「3」に収録の新曲「虹めいて」を制作。心を癒やすバラードソングで、林部は「どんな時代でも希望は失わない。全てを包み込むような曲を、幸せな気持ちで歌わせていただきました」と語った。

 宇崎、阿木夫妻といえば「プレイバックPart2」(78年)など山口百恵さんの全盛期の名曲などで有名。一方の林部は透明感のある“クリスタルボイス”が持ち味。その歌声は小椋佳(78)、吉田拓郎(76)、都倉俊一氏(74)ら数々のレジェンド音楽家に愛され、それぞれが手掛けた曲を歌い上げてきた。

 18年に「恋衣」でタッグを組んだことがある阿木は、林部の魅力について「正確な音程と美しい歌声。歌の世界観をより膨らませてくれる。歌を歌うために生まれてきた人だと思います」と強調。宇崎は林部のデビュー当時から存在を知っていたといい「魂に直接響く歌声。『恋衣』の歌詞を見た時は“歌い手が違うだけでこんなに奇麗な歌詞を書くのか”と嫉妬しました」と振り返った。

 夫妻が得意とするのは「これ以上ない失恋ソング」や「ストーリーが作り込まれた曲」。阿木も宇崎も「もう一度やるなら、そういう曲を歌ってみてほしい」と期待を寄せ、林部も「泣き歌と呼ばれるくらいですし、もしかしたら真骨頂かも」と笑った。
 来月25日には東京・日本橋三井ホールで行われる宇崎のプロデュースライブに、林部が出演する。「まだ何を歌うか決まっていませんが、ぜひ楽しみにしていてほしいです」と呼びかけた。

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