江口のりこ 中学卒業後はアルバイトも兄に貯金を「持ってかれちゃったり」上京時の所持金に共演者驚き

[ 2022年11月20日 14:30 ]

江口のりこ
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 女優の江口のりこ(42)が19日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。中学卒業後のアルバイト生活について語った。

 江口は19歳で「劇団東京乾電池」の研究生となり、女優の道へ。女優の仕事に興味が湧いたのは中学生ぐらいからだったとし、「中学卒業したら私の計算では高校に進学せずに働いてお金ためてそのお金ですぐ田舎を出て行こう、上京しようみたいに思ってたんですよね」。高校には「行きたくなかったですね」と言い切った。

 自身は5人きょうだいだったが、親からも「あんたの好きにしたらいい」と言われ、中学卒業後は上京資金をためるため、アルバイト生活を続けたという。「で、お金もたまってきたなという頃にね、問題のね、お兄ちゃんがね、“ちょっと金貸してくれ”とか言われて」と一番上の兄に金を貸したことがあったとした。

 MCの「極楽とんぼ」加藤浩次から「いくらたまってたの?」と聞かれると、江口は「その時は20万円ぐらいですかね」と即答。「全部、持ってかれちゃったりとか。それでガクッと挫折したりとか」と振り返った。

 加藤が「結局たまらなかったの、お金は?」と尋ねると、江口は「結局たまらないんです。私もアルバイトとかしてても、だんだんと“こんなことがしたいために毎日過ごしてるわけじゃない”って思って、すぐ辞めちゃうんですよ」と返答。「だから一番続いたので2カ月ぐらいの、はい。続かないんですよね」と続けた。

 どんなアルバイトをしていたのかと聞かれると、「アイスクリーム屋さんとかカラオケとか、洋服屋さんとか、一番最初はうどん屋さんでしたね」と告白。アイスクリーム店では「2週間ぐらいで辞めちゃいましたね。なんか原付である日行った時にスピード違反で捕まったんですよね、私がね。それで嫌になっちゃってなんか。何もかもが嫌になっちゃうんですよね」と説明した。

 うどん屋では「先輩のおばさんに、“あんた目つき悪いよ”って言われて辞めたんです」。辞め方についても「“私これこれの事情があるんで辞めさせてもらいます”って言って辞めたことは一度もない。失踪みたいな。もうだから、給料もらってないですよ、やっぱり。急にいなくなるっていう」と回顧、迷惑だと言われると「そうなんです。ちゃんとコミュニケーションすら取らなかったんですよね」と話した。

 結局資金はたまらなかったとし、「結局お金ないまま東京乾電池の研究生募集っていうのがあったんで、応募して、“合格しました”っていう通知が届いて。その時に2万円ぐらいしか持ってなかったけどそのまま東京に行って、そのままずっと東京にいます」と語ると、加藤が「2万だけ?」、女将の島崎和歌子も「ドラマみたい」と驚きの声を上げた。江口が「結局お金ためなくても良かったんだなって思いましたね」と平然と話すと、加藤は「凄いね」と感心していた。

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2022年11月20日のニュース