山口真由氏 多様化する社会で「結婚に対する価値観が変わってないのはおかしい」結婚観を語る

[ 2022年11月20日 16:08 ]

山口真由氏
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 元財務省官僚で弁護士、信州大の山口真由特任教授が、20日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜後1・30)に出演。結婚観を語った。

 この日の番組はポイ活や終活、パパ活など様々な「○活」について議論を交わし、婚活がテーマになった際、山口氏は結婚観について持論を語った。「恋愛と結婚が分離して男女の交際がすごく増えたけれども逆にそれが結婚に結び付かなくなっている。昔みたいに画一的に就職して画一的に皆、同じ結婚をしてって時代は終わったわけじゃないですか」と昭和の時代に比べ、交際や結婚の形が変わってきていると指摘。そして「そういう時代でライフスタイルがこれだけ多様化しているのに私たち女性の結婚観はいまだに上昇婚なんですよ」と自分よりも高学歴、高収入など優れた相手と結婚することを望んでいる場合が多いとした。

 山口氏は「(女性の)キャリアが進展すればするほど、上昇婚は必ず減ってくるのに、それでも社会がこれだけ多様化したのに結婚に対する価値観が変わってないのは明かにおかしいと思っている」ときっぱり。「私たちの社会って、初めて私たちは結婚を強いられない、結婚をしなくても生きていける、素敵じゃないかもしれない男性と結婚を強いられない社会になっている」とし「結婚はもはや生活必需品じゃなくて嗜好品と言われているし、結婚から解き放たれるべきじゃないですか」とライフスタイルが多様化した現代だからこそ、結婚観も変化していくべきではないのかと述べた。

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2022年11月20日のニュース