【今夜の鎌倉殿の13人】第20話「帰ってきた義経」鎌倉が灰になるまで戦ってみせる“静の舞”どうなる?

[ 2022年5月22日 08:01 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第20話。北条義時(小栗旬)と再会した源義経(菅田将暉・右)は…(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は22日、第20話が放送される。今夜の見どころを探る。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第20話は「帰ってきた義経」。京を離れ、奥州へ逃れた源義経(菅田将暉)。しかし、温かく迎え入れてくれた奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)が程なく天へ旅立つ。これを知った北条義時(小栗)は状況を探るため平泉行きを志願するが、義経の才を恐れる源頼朝(大泉洋)は藤原国衡(平山祐介)泰衡(山本浩司)兄弟の仲の悪さにつけ込み、義経を討つように冷たく命じる。八重(新垣結衣)に見送られ、平泉へと発つ義時。一方、捕らわれた静御前(石橋静河)は…という展開。

 本編ラストと公式サイトの次回予告。頼朝の前で舞う静御前の姿も。静御前が「しづやしづ しづのをだまきくりかえし 昔を今に なすよしもがな」と義経を恋い慕う歌を詠んだため、頼朝が激怒したという「静の舞」の逸話は、どのように描かれるのか。そして「鎌倉が灰になるまで戦ってみせる」(義経)――。天才軍略家の命運やいかに。

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