金子恵美氏「返さない彼が悪いけど」 4630万円誤送金騒動「もともとこうなったのは町の体制」

[ 2022年5月22日 10:44 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(44)が22日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)にVTR出演。山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を住民に誤送金した問題について言及した。

 山口県警は18日、電子計算機使用詐欺の疑いで、同町の無職田口翔容疑者(24)を逮捕した。調べに同容疑者は「オンラインカジノに使った」と供述し、容疑を認めているという。町は同容疑者を相手取り、返還を求める民事訴訟を起こした。

 金子氏は「公金をこんなにずさんな手続きで振り込めてしまったっていうところに問題がある。今どきフロッピーディスクと思うかもしれないですけど、全国の自治体の行政の中ではまだフロッピーでやっているところもある」「返さない彼が悪いけど、もともとこうなったのは町の体制」と騒動の問題点を指摘。

 「財政が脆弱(ぜいじゃく)ってことで地方交付税を入れている中で、町の中だけで自立できてるわけではないということは、全国民の税金が関わっている。人員が足りないってことも分かるけど、もう少し公金を扱うっていう意識があれば、チェック機能が働いていいはず。これまでの事務のやり方でできて、そこを変えなくても銀行も受けてたからそれでいいと思ったきたんでしょうけど、やはりそれではいけなくて。今後もほかの給付金もあるかもしれないから、そういうシステム投資をしていかなければならないと、教訓になればいいと思います」と述べた。

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2022年5月22日のニュース