桂文枝「いらっしゃ～い」「オヨヨ」　名ギャグ誕生の裏に入念なリサーチがあった

桂文枝
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　落語家の桂文枝（78）が22日放送のFM　COCOLO「Whole　Earth　RADIO」にゲスト出演し、「いらっしゃ～い」など自身のギャグの誕生秘話を語った。

　入門10カ月でラジオ出演が決まり、「ギャグは全国を制覇できると思って、それまでのギャグを全部調べたんですよ」と、全国区の存在になるために入念なリサーチをしたことを告白。「“むちゃくちゃでござりまするがな”“あじゃぱあ”“ガチョーン”とか、驚き語が多い」と気付き、“オヨヨ”を生み出した。さらに、「出て行ってすぐにギャグをすると早くつかめる」と、“いらっしゃ～い”などを考案。しっかりと計算した上でのギャグだった。

　新たなギャグ、ゲーム、落語を生み出し続けてきた文枝は、かつて横山やすしさんから呼び出されて言われた言葉を紹介した。「“マイペースやないとあかんで。ただ、自分に楽なマイペースやと、どんどん遅れてくる。人を抜いていくマイペースをつくらないかん”と。僕はいろんな人に恵まれて、教わってきた」と、名言をくれた先輩らに感謝していた。