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尾上菊五郎 歌舞伎界のビッグボス!? 恒例“行事”におわせ 来年1月3~27日「南総里見八犬伝」

[ 2021年12月10日 05:30 ]

来年1月の国立劇場初春歌舞伎公演「南総里見八犬伝」に出演する(左から)尾上菊之助、中村時蔵、尾上菊五郎、尾上松緑
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 歌舞伎俳優の尾上菊五郎(79)が9日、都内で国立劇場初春歌舞伎「南総里見八犬伝」(来年1月3~27日)の会見に出席した。新年の同劇場で恒例となっている「菊五郎劇団」による公演。毎年、前年の時事ネタを舞台演出に取り込んで観客を楽しませているが、今年はビッグボスこと日本ハムの新庄剛志監督(49)に関わる演出を期待させた。

 会見冒頭、菊五郎が公演への抱負を述べた後、中村時蔵(66)が「我らがビッグボスの命令。体が動けるうちは頑張ります」と、座頭の菊五郎を新庄監督に重ねてあいさつ。尾上菊之助(44)も、父・菊五郎を「ビッグボス」と呼んで続いた。

 今年の公演ではNiziUの「Make you happy」に合わせた“縄跳びダンス”や、大ヒットした「鬼滅の刃」のネタなどが飛び出した。今回の構想を問われた菊五郎は「何かあるかい?」と報道陣に逆質問。共演2人からビッグボスと称されたことで「確かに(自身が演じる)犬山道節はビッグボス的なところがあるね。でも横文字は使いにくいかもなあ」としつつも、まんざらでもなさそうな様子。「今、言ってしまうと面白みがなくなってしまう。稽古をしながら皆さんの意見を取り入れたい」とニヤリとした。

 国立劇場で「南総里見八犬伝」を上演するのは7年ぶり。尾上松緑(46)は「お客さんが、これを見て明るい一年を迎えられる、そんな芝居を作っていきたい」と抱負。菊之助は「どのような“ショータイム”が繰り広げられるかご期待ください」と、ビッグボスに対抗するため?大谷翔平(27)に関する流行語で会見を盛り上げた。

 ≪吉右衛門さんの訃報にいまだ沈痛≫菊五郎は、11月28日に77歳で亡くなった中村吉右衛門さんの訃報が報じられてから初の公の場。歌舞伎界をけん引してきた盟友の死について問われると「今この場ではちょっと…。お許しください」と沈痛な様子で言葉少なに語った。菊之助が吉右衛門さんの娘と結婚しており、2人は親戚の間柄だった。

 ▽南総里見八犬伝 曲亭馬琴による読本が原作。舞台は室町時代後期。千葉県の南房総地域に本拠を置く大名・里見家の勢力を再興するため、8人の勇士(八犬士)たちが活躍する物語。彼らは「仁義八行」(人間が生きる上で大切な8つの道徳規範)の文字が浮かぶ玉を持ち、体には牡丹の形のあざ、姓には「犬」の字を含んでいる。

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